
ロケットの秒読み開始日記買う
毎年のことながら年末というのは慌ただしい。確かに、12月になると仕事の量も増えるのですが、それ以上に何かせかされ締め切りに追われるようで落ち着きません。でもそんな時、新しい手帳とかカレンダーを見ると現実を忘れ新しい未来への期待が膨らみます。高丸さんから彫刻展の案内メールが届いたのも、まさにそんな時でした。
そういえば、スローアート協会の忘年会もまだ出来ていません。何とかメンバーのスケジュールを調整し、年の瀬が押し迫った26日、2004年2回目のギャラリーの取材に出掛けました。
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今回のメイン作品【はじまりの塔】です。作品展に来た者を「やぁっ」と出迎え、帰って行く者に「またな」と見送っているような愛嬌のある作品です。また、天に向かって何かを掴みに行こうとしているようにも見えます。
「人と人とのコミュニケーションの象徴のようなモノを作りたかった」という高丸さん。まさに“手は口ほどにものを言う”、そんな感じの作品です。
それから、今回の撮影には魚眼レンズが使われました。会場がものすごく広く見えたり、端にいる井浦さんの背が異様に高かったりするのはそのためです。
作品名ー【よろこびの門】。子供の手を見ていて浮かんだそうです。「子供が喜んでいると、周りにいる人もうれしくなりますね」そんな楽しさや可愛らしさが凝縮されている作品です。
高丸さんが石彫を制作したのは6年ぶりのこと。「久々の石彫は作っている時もとても楽しかったし、展示のアクセントとしても面白い」と話します。やっぱり、たまに思い出したように違うことをするのって楽しいし、それが新たなる制作の始まりになったりもします。次への展開が楽しみです。
作品名ー【蜃気楼の匣(はこ)】。会場のあちこちに置かれたり、壁に貼り付けられたりしていました。「これ何?なんて読むの?」と尋ねると、「作品を作る時の型です。型って,おもしろくて綺麗だなーって思っていて、どうにかして作品の型を作品としてみせられないかなあと,前から考えてたんです。やってみると結構面白いので、これからも伸ばしていこうと思ってます。
【蜃気楼の匣】の「匣」は初め「箱」だったけど、パソコンでキャプションを作っていると、この「匣」という字が出てきてイメージがピッタリだったのでこうしました(笑)」。
うんうん、これはボクも俳句を作っている時などによく使う手法です。それにしても、形のイメージがそのまま文字として存在する『漢字』は、世界に誇れるスゴイ文字だと改めて思います。
作品名ー【KISS】。手と手を組み合わせている感じ。
「組合わさる事を大事にするために、掌のフォルムを柔らかく壊していきました。そうしたら、生き物にも見えてきました」
ボクには最初“二本の指”に見えました。指と指とが絡み合っているところに何となくエロスを感じ、それで【KISS】なのかなと思っていました。でも高丸さんの説明で今度は、ボクシンググローブを着けた手で「やっほーッ」と言っているようにも見えてきました。
反対側に回ってみました。やっぱり初めは指に見えました。もちろん、手と手を組み合わそうとしているところにも見えます。そして、男女がKISSしているようにも見えてきました。また、右の動物が左の動物にかぶりつかれているようにも見えます。いろんなものに見えて抽象的表現はほんとおもしろい。そして、二つのモノが重なり合う象徴が【KISS】なんでしょうね。とっても大好きな作品です。
それから、この作品のもう一つの特徴は、四つのパーツに分解できること。以前紹介した木彫の三木健司さんも、前回の高丸さんのベットのような作品も手頃な大きさに分解できました。車に乗らないような大きなモノや自分1人では運べないような重いモノは、分解して運ぶというのが彫刻家の知恵のようです。
最後に、高丸さんは4月8日〜10日の「第3回ゆるい展」への出品を約束してくださいました。「ゆるい展」もはや3回目。今年の目玉はウヒヒヒヒ。乞うご期待!
ということで、2004年のギャラリー拝見は2つとも彫刻でした。2005年はどういう方のどんな作品が見られるか楽しみです。というか、『少ない過ぎ』というお叱りを受けそう。もっとやらねば・・・。
お ま け
2005年もこの3人でおじゃましま〜す
もしよろしければ、御感想等頂けましたらうれしく存じます。掲示板へaaaa
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